素敵なデザイン
素敵なデザイン > デザイナー > 藤城清治の影絵

藤城清治の影絵

今日ご紹介する藤城清治画伯の絵は子供が見ても大人が見ても、好き嫌いは別として、分かりやすい絵だと思うでしょう。

藤城清治画伯の影絵との出会い

私が彼の絵とであったのは小学校の低学年の頃でした。
親戚のおばさんが、彼の画集を何冊かくれたのがきっかけでした。
それも、自筆のサイン入りで、それ以来、宝物になりました。

母が暮らしの手帳を毎号買っており、藤城清治画伯の絵が掲載されていたのですが、
それを見るのが楽しみでした。
中学の頃には、彼の絵を真似して、絵を描いたのですが、先生にすごく褒められたのを今でも覚えています。

藤城清治画伯の影絵の魅力

絵に限らず、現実の世界も全ては光と影でできています。
光がなければ、現実世界では真っ暗で何も見えないのですから。

その光と影という裏表の世界をとても美しく表現したのが彼の影絵なのです。
影絵というだけあって、普通の絵よりも黒い部分の面積が多いのですが、
その分、鮮やかな美しい色彩が黒にとても映えるのです。

彼の作品はどれも夢やメルヘンが沢山詰まっていて、影絵ならではのファンタジックな世界が一枚の紙に凝縮されています。

真っ白な雪の降る森の中で、帽子をかぶった妖精たちがはねたり踊ったりする姿、彼のキャラクターのひとつ「Kobito」が飛び回っている姿などは子供だけでなく、大人の心も癒してくれます。

「光と影の詩人」藤城清治

1924年、東京に生まれ、慶應義塾大学経済学部という、絵とは無関係の大学を卒業しました。
卒業後、東京興行(現在のテアトル東京)に就職した彼は、宣伝部に勤務しました。

1948年、<暮しの手帖>に影絵を連載しはじめ、影絵劇の上演なども行うようになりました。
その他、朝日新聞に毎日曜日に影絵を連載したり、影絵展をしたり、影絵本を出版するなど、活躍の場を広げていきます。

1987年には、ニューヨークでも影絵原画展を開催したり、影絵劇「人魚姫」上演をし、世界的に有名になっていきます。

1989年には、紫綬褒章を受章、1996年には長野県に藤城清治影絵美術館も開設しました。

彼の原画展には雅子様と愛子様も観にいかれたそうです。

彼自身は、もう80歳を超えますが彼のファンタジックな世界は、子供のころのままの感性で描かれており忘れかけた子供のころの遊び心を思い出させてくれます。

インテリアとしての影絵

画人の絵というと、高価そうだし、インテリアにするにも少し重々しくなりそうですが、彼の絵はそんなことはありません。
子供部屋でもリビングでも、どこに飾っても無機的な部屋をおとぎ話の世界に変えてくれます。

彼の作品を原画で買うとなると高いでしょうが、カレンダーやジグソーパズルにもなっているので、お手頃だと思います。

特におすすめは、卓上カレンダーです。
会社にいて、仕事が沢山あるといらだったりすることもありますが、この卓上カレンダーを前にすると、なんだか楽しくなりそうです。