ネットゲームは出会い系?インターネットがない時代、異性と知り合いになる方法といえば、友人・知人からの紹介か合コン、ナンパぐらいのものだった。だが、ネットの登場で、さまざまな出会いの手段が生まれた。出会い系サイトがその代表だが、オンラインゲームの友達と結婚したという話も珍しくない。SNS系を含むネット上のゲームは、立派な出会い系ツールとなっているのだ。 ある有名SNSを利用しているユーザーによると、SNSゲームでのナンパの方法は次の通りだ。 「まず、10代の女の子にアクセスしやすいように、自分を10代のユーザーとして登録します。次に、女の子が喜びそうなアバター(ネット上の分身キャラクター)をひとつあたり300円程度で40個ほど買います。つまり、1万円分くらい買うわけです。それをお目当ての女の子たちにまくと、5人くらいからはお礼の返事が返ってくる。1万円投入して5人返事が返ってくるのだから、いい投資だと思いませんか?」 たしかに、バブル時代なら1万円の食事をおごっても、その見返りは保証されていなかった。それから考えると効率の高い投資かもしれない。だが本当に、見知らぬ人からモノなどをもらうのだろうか。 「モノを盗みあうゲームの影響もあって、知らない人からモノをもらうことに抵抗がない子も多い。それに、18歳以下は親の監視が厳しくてアバターを買うことができないので、プレゼントは大歓迎なんですよ」 その後、ナンパはいよいよ最終段階に入る。 「アバターで釣った5人に対し、『アバターをあげるからメアド(メールアドレス)を教えて』といった内容をネット上の隠語で書きます。メアドを直接教え合うことを禁じているSNSも多いですからね。そのやり取りを重ねて、最後にデートにこぎ着けるわけです」 多少の手間はかかるが、それでもわりと簡単に若い女の子と仲良くなれると“錯覚”する人もいそうだ。だが、知り合った女の子が未成年で、万が一その子と関係してしまったら犯罪だ。警察関係者は最近の淫行事件の傾向について次のように語る。 「最近は、SNS系のサイトなどで女の子を引っかけた男性が、事件の半年から1年後に捕まることが多い。当人が淫行した事実そのものを忘れているケースも少なくない」 タイムラグが発生する理由は、未成年が補導されたタイミングと調査時間が影響しているためだそうだ。「事件が起きて半年後に未成年が補導されれば、そこから警察の調査がスタートします。警察は携帯のアドレス帳やSNSでの交流状況などを、SNS業者の協力も得てすべてチェックする。その結果、犯人が忘れたころに警察に踏み込まれるというわけです」 |
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