早稲田日本一早大4―1東海大 創部107年目の伝統に加え、裏方の地道な努力が黄金時代の復活を陰で支えた。部内にはデータ分析、投球フォーム解析などを行う専門チームがあり、今年は二本松辰哉(4年)と寺田祐樹(3年)の両学生コーチが務めている。和田(現ソフトバンク)が在籍した02年、同級生で初の部外スタッフとしてトレーナーを務めた土橋恵秀氏(28)がデータ分析の技術を野球部に持ち込んだ。翌03年には大学にスポーツ科学部が設立され、研究の成果を野球部にも生かそうと正式に「研究班」が発足した。 2人は練習ではグラウンドで個人指導。試合前日になると相手投手のクセなどを書いたA4サイズ1枚の資料を作成する。「試合がある時期は大変。特にこの春はきつかった」と二本松。徹夜でビデオ解析することもあった。3月には西武の裏金問題で部内が混乱。しかしその苦労もリーグ優勝と日本一で報われた。田中幸主将は「研究班がデータを完ぺきに分析してくれたおかげで、狙い球がしぼりやすかった」とその効果を語った。
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